スタッフブログ
今年も5/28(土)、29(日)の2日間ハーレーダビッドソン ジャパンが主催する最大のオフィシャルイベント
『BLUE SKY HEAVEN 2016』(富士スピードウェイ)へ参加してきました。
今年で2回目の参加ですが年々『SWL(Slowwear lion)』のブーツを履いて参加されている方が多くなり、本当にありがとうございます。
毎年、サンプル品の放出や廃版商品のアウトレット販売も行っておりますが今年の一番人気はこちらでした。
「OB-8593G オイルドレザープレーンMIDブーツ Vibram#4014 / RED」
次に人気だったのは
「OB-8595BS オイルドレザーボーダーエンジニア / BLACK×WHITE」
ご夫婦で参加の方も大勢いらしたようでどちらも女性のお客様に大人気で23?から34.5?くらいのサイズがぴったりのようでした。
また、それに続きこちらの「SWL(スローウェアライオン)×DaytonaBROS」の限定コラボブーツの問い合わせも多くいただきました。
こちらのブーツに関しましてはご予約のお客様の分を先に制作させていただき、只今随時発送させていただいておりますのでお手元にはもうすぐ届くと思います。
お待たせして申し訳ございませんでした。
なお、これから一般発売用の分も僅かですが入荷してまいりますのでHPをチェックしてください。
Tools-infinity Director 久木田善隆
久しぶりのニューアイテムのリリースです。
インラインでのニューアイテムのリリースはGW後ですが一足早く直営店限定のブーツが入荷してきました。
OB-8185HR クロムエクセルレザーレーストゥオックスフォード
毎回オリジナリティーのあるブーツを発表しているSWL直営店「TOOLS INFINITY」の限定モデルですがHORWEEN社のクロムエクセルレザーを使用した内羽タイプはSWL初のリリースとなります。またビブラム社製#7124(通称シャークソール)を搭載したモデルはインラインを含めSWL初めてのリリースです。
このモデルを発売するにあたり企画を担当したTools-Infinityのスタッフのblogがこちらです。
http://ameblo.jp/goslow-shop/entry-12152834155.html
企画から発売に至るまでの熱い思いが伝わってきます。
カラーはBLACKのほかにBROWN、NAVY、BURGUNDY、NAVY x MOCAの5色で限定50足の販売です。
詳細はこちら 『OB-8185HR』
GWも通常営業中ですのでTools-Infinityで直接ご覧いただきスタッフから詳しい説明を是非聞いていただけたらと思います。
http://tools-infinity.net/about
Tools-infinity Director 久木田善隆
1989年頃に日本独自の進化を遂げた「ハードなスタイルのアメカジ」は「渋カジ」となり渋谷のセンター街には『チーマー』と呼ばれる若者がたむろするようになった。
この頃になるとリーバイスの501に紺ブレを着ていた若者は、よりハードなスタイルを好むようになりファッションにも変化が見られリーバイスの517にショットのライダース、レッドウイングのエンジニアブーツが『チーマー』たちの定番ファッションで髪の毛もサラサラの茶髪からロン毛と、硬派な印象へと変化していく。
そんな彼らの聖地といえば渋谷のアメカジショップ「バックドロップ」と「ジョーンズクロージング」で、そのいかつい風貌の店員の着こなしが彼らの手本で一着十数万もするバンソンの革ジャンや一本数万円もしたビンテージのリーバイスをこぞって買いに出掛けていた。
『チーマー』現象のピークだった89?91年頃を過ぎると、元々ファッションの一部として属していただけの『チーマー』だった彼らだったがパー券売買や暴走族との抗争などの揉め事が大きく新聞やテレビ、雑誌に取り上げられる様になると取り締まりがきつくなり、センター街に警察監視カメラの取り付けが噂されるようになると解散するチームも増え、残ったチームはバブル崩壊後以降は『池袋ウエストゲートパーク』のような池袋や新宿を中心として台頭したカラーギャングなどというさらに特異な文化へと変化していった。
そろそろ話をファッションに戻すと、僕らの青春時代(1970年生まれなので1989年当時は19歳で当然センター街の洋服屋でバイトをしていた)渋谷にはアメリカ製のファッションが溢れていてリーバイスもバンソンもレッドウイングもパタゴニアも全てアメリカ製だった。
センター街からでてパルコの坂を下った右側にあったバックドロップからジョーンズクロージングに向かい、ガードをくぐった先は原宿でキャットストリートの裏路地にあったラブラドールから、今でいう裏原(当時はプロペラ通りと呼んでいた)のプロペラへ向かうのが定番コースで狭い店内にはアメリカ製の洋服がぎゅうぎゅうに詰め込まれていて、僕らのあこがれはいつだってアメリカの文化やファッションだった。
数年前とと変ったのはバンソンの革ジャンがスタジャンやパタゴニアのレトロカーディガンに変わりリーバイスの517がビンテージの501に変わったくらいだった。しかし90年代に入り若者のファッション文化が渋谷から原宿に徐々に移っていくとセンター街で遊ぶ時間より原宿にいる時間の方が長くなっていった。
その後、原宿には空前の裏原ブランドブームがおとずれ「GOODENOUGH 」に代表される裏原系ショップには毎日大行列が出来き、Tシャツ一枚6000円という当時では破格の値段でも飛ぶように売れ品薄状態が続きいた。そしてついに1993年「A BATHING APE」が誕生すると日本のファッションシーンは一変することとなる。
今回は渋カジの繁栄から衰退、裏原ブームの前夜まで書きましたが評判がよろしければ続きをまたいつか書くかもしれません。
Tools-infinity Director 久木田善隆
4月3日 ポートメッセ名古屋で開催された『JOINTS CUSTOM BIKE SHOW 2016』に参加してきました。
今年で3度目の参加ですが今年もVENDERとして「SWL(スローウェアーライオン)」の販売を行ないました。
東海地区での取り扱い店舗が少ない為毎年このイベントでお買い上げ頂いている常連様もおられたりと、ブース内はたくさんの来場者の皆様で一杯でした。ご来場の皆様本当にありがとうございました。
なかなかブースを離れることが出来ずにあまり会場内を見て回れませんでしたが、開場時間を繰り上げるほどの盛り上がりでBUILDERの皆さんの気合の入ったカスタムバイクがずらりと並んで爽快でした。
その中でもやはり目を引くのはBUILDERブースで華やかなパフォーマンスを見せてくれるモデルさん達!これで出張の疲れも吹き飛びました(笑)
全国のイベントにお邪魔せせていただいていますので「SWL(スローウェアーライオン)」のブースを見つけたら是非遊びに来てください。
また、全国取扱い店も少しずつではありますが増えていますのでお近くのショップへ足をお運び下さい。
Tools-infinity Director 久木田善隆
SWL(スローウェアーライオン)の直営店舗「Tools-infinity」ではBoots-Styleのコーディネート提案として様々なウェアーブランドをセレクトしています。
中でも今シーズンより取扱いの始まりました『Dapper’s』はSWL(スローウェアーライオン)のワークブーツとの相性抜群でお勧めのブランドです。
先日のDaytona BROSでもスタッフ中野のモデルシューティングで着用したウォバッシュストライプ生地のVEST,COVERALL,WORKPANTSは、VINTAGEコレクターでもある『 Dapper’s (ダッパーズ) 』のデザイナーが20’s?40’s当時のスタイルを意識しつつも、まったくのレプリカではないオリジナルデザインで造りあげたネオヴィンテージクロージングです。
VEST,COVERALL,WORKPANTSはそれぞれすばらしい存在感ですが、スタッフの中野オススメはウォバッシュストライプのワークウェアーをスーツの3ピースの様に着こなす迫力のあるパワーコーディネートです。足元のエンジニアブーツにもひけを取らない重量感のある仕上りになりました。
また、カバートクロスという高密度に織られたタフな生地を使った色違いも有ります。
これからも「Tools-infinity」ではBoots-Styleのコーディネート提案をしていきますので是非参考にして下さい。
Tools-infinity Director 久木田善隆
先週から悪天候せいで、のびのびになっていました『Daytona BROS』さんの取材が先日SWL(スローウェアーライオン)の直営店舗『Tools-infinity』で行われました。
コラボブーツのサンプル撮影は特に丁寧にやって頂き小川編集長をはじめスタッフ全員で出来あがりをチェックしました。
出来あがりはコチラ!
流石、プロのカメラマンの作品でライティングから小物使いまで完璧でカッコイイ写真に撮って頂けました。
その後はスタッフの中野をモデルに春物の新入荷商品のコーディネート写真をキャットストーリーとで撮影しました。
結構遠目からカメラ構えるんですね。カメラマンさん20メートル位離れての撮影なのでなんだか、ただのすかして立ってる人に見えてしまってます(笑)
先程、誤字・脱字、調色のチェック用で校正刷り(ゲラ刷り)を見せてもらいましたがコラボブーツの詳細ページも含めると10ページ以上の特集記事になっています。中野のモデルシューティングも2パターンカッコ良く仕上っていましたので『DaytonaBROS Vol.43』3月30日発売号で是非チェックしてみて下さい!
今後更なる詳細はTopページに開設された特集ページ、メルマガでお知らせしますの楽しみにしていてください。
「SWL(スローウェアライオン)×DaytonaBROS」コラボレーションブーツ
Tools-infinity Director 久木田善隆
「SWL(スローウェアライオン)×DaytonaBROS」のコラボレーションエンジニアブーツの1stサンプルが届いたので早速『DaytonaBROS』の小川編集長にSWL(スローウェアライオン)の直営店である『TOOLS-INFINITY』に来ていただき、みんなで細かい仕様などを確認しました。
まずは全貌
こちらは前回の仕様通り足を包むトゥー周りは柔らかく足馴染みの良い『ホーイン社のクロムエクセルレザー』を使用し強度が求められるシャフトの部分はSWL(スローウェアライオン)オリジナルの張りのあるオイルドレザーを使用しました。SWL(スローウェアライオン)では初めてのWHTEもきれいにイメージ通り染まっていて小川編集長も大満足の様子でした。
今回は細部にもとことんこだわっていますので少しだけ紹介します。
細かい部分ですがファスナーのテープがブラウンになっています。これは茶心の革を使用するので革の断面の茶色にカラーマッチさせているため(ここではヒールカウンターの茶色い断面)です。それと真鍮のファスナーとの色合わせもバッチリでした。
今後更なる詳細はTopページに開設された特集ページ、メルマガでお知らせしますの楽しみにしていてください。
「SWL(スローウェアライオン)×DaytonaBROS」コラボレーションブーツ
Tools-infinity Director 久木田善隆
ファッション以外のアメリカンカルチャーもたまには、ってコトで今日は好きなミュージシャンについて少し。
大好きで今でも良く聞くのは【ジャニス・ジョプリン(Janis Joplin)】
高校生の時に初めて聞いたアルバムが1971年リリースの『Pearl』、1970年に亡くなってるので死後に発売された事になる最後にして最高の名盤です。圧倒的な迫力の声、キュートな笑顔、その裏に見え隠れする不安と絶望の心、27歳で死亡といった短い生涯や当時のヒッピーカルチャー、ウッドストックなど時代の印象が彼女を神格化しているのかもしれなけれど、それでも彼女の歌声に魂が揺さぶられたのは確かだし彼女をこえる女性シンガーを見たことはないです。
中でも一番好きな一曲目の『ジャニスの祈り – Move Over 』は印象的なドラムのリフから始まりギターとボーカルが同時に始まる。
You say that it’s over baby,
もう終わりだってあんた言ったわよね
You say that it’s over now,
もう終わったんだよって
But still you hang around me, come on,
でも私の周りをうろついてるじゃない ねえ
Won’t you move over.
どっかへ行ってよ
と歌いだす、まさに『Move Over 』 どっかいけよ!な歌いだしなんですが何故か邦題は『ジャニスの祈り 』全く反対の意味の様な気がしませんか?少し長いですが拝借してきた和訳詞で続きを
You know that I need a man, honey Lord,
知ってるでしょ?私には男が必要なの
You know that I need a man,
男が必要なのよ
But when I ask you to you just tell me
でもあんたを誘ったら あんた言ったわよね
That maybe you can.
さあどうかな?って
Please dontcha do it to me babe, no!
そんな事しないでよ
Please dontcha do it to me baby,
お願いだから そんな風にしないで
Either take this love I offer
どっちかにしてよ 私の愛を受け入れるか
Or honey let me be.
私を放っておくか
Hey! Please dontcha do it to me, babe, no!
ねえ、お願いだから そんな事しないでよ 嫌よ!
Please dontcha do it to me baby,
お願い そんな風に私を扱わないで
Either take this love I offer,
この私の愛を受け取るか さもなきゃ
Honey let me be.
私を解放して
I said won’t you, won’t you let me be ?
言ったでしょ 私を放っておいてよ 構わないでよ
Honey, you’re teasing me.
ハニー あんた意地悪だわ
Yeah, you’re playing with my heart, dear,
ああ 私の心を弄ぶのね
I believe you’re toying with my affections, honey.
あんた私の愛情をおもちゃにしてるんだわ ハニー
歌詞の中で「放っておいて」とか「解放して」とか言っていますが彼女はいつも不安で誰かと一緒にいないとダメな女性でしたからこの『Move Over 』 どっかいけよ!の邦題『ジャニスの祈り 』の意味は「お願いだからそばにいてほしいの」って彼女の祈りの唄なのかもしれないです。
この『Pearl』ですがアルバム製作中に彼女がヘロインの過剰摂取で亡くなったため、歌を録音することが出来なかったインストゥルメンタルの曲やリハーサルなのか?リズムをとる彼女の足音がバックミュージックのアカペラの曲があったりと単なる遺作としてだけではなく楽しめます。
評判がよろしいようでしたらまた書くかもです。
Tools-infinity Director 久木田善隆
“ファッションの遷り変り”なんて書きだすとなんだか評論家みたいですが自分が過ごしてきた時代のファッションについて少し書きます。
1983?1984年頃だったと思うけど(当時は中学生だった)いきなり『DCブーム』ってのが襲ってきた。
『DCブーム』ってのは「メンズビギ」「パッゾ」「コムサデモード」なんかを中心としたいわゆる国産デザイナーズ・ブランドと「セラーズ」や「ピンクハウス」「パーソンズ」なんかのキャラクターズ・ブランドこれで『デザナーズ(D)、&キャラクターズ(C)ブーム』と呼ばれていて86年に【メンズノンノ】が創刊される頃にピークを迎えたと思います。
その当時の大学生は皆オーバーサイズのソフトスーツにツーブロック、ワイドパンツにコインローファー
女性はワンレン、ボディコン、ソバージュの時代。
そして80年代の終わり頃の1988年に「アメカジブーム」が一気に浸透し、今までの「DCブーム」は急速に衰退していった。なぜ急にヨーロピアンカジュアル全盛のファッションの流行がアメリカンカジュアルに飲み込まれてしまったのか?それは今まで流行を創ってきた世代が大学生から高校生へ取って代わったのも大きな要因の一つかもしれない。
その頃のアメカジファッションの代表的なコーディネートはラルフローレンのチノパンにボタンダウンシャツ、これに紺色のブレザー(いわゆるコンブレ)足元はティンバーランドのモカシンとアメリカ東海岸のプレッピースタイルが主流だった。
そしてこれ以降、若者の遊び場が六本木から渋谷へと移っていくと当時高感度だった若者たちが渋谷のセンター街に集まってくるようになりファッションも東海岸の「プレッピースタイルのアメカジ」からロックマウントのウエスタンシャツにリーバイス517、レッドウイングのエンジニアブーツを履いてゴローズのアクセサリーでキメるといった「ハードなスタイルのアメカジ」へと日本独自の変化をとげた。1989年頃になるとこのスタイルが「渋カジ」と呼ばれるようになり「チーム」と呼ばれる付属/私立高校生による学校単位の組織の様な物が出来始め、そこに属す彼らを『チーマー』と呼び全く新しい今までに無い文化が生まれた。
ここまでが「渋カジ」の誕生までの話で「渋カジ」とはなんだったのか?は、また機会があったら書くかもしれません。
Tools-infinity Director 久木田善隆
先日SWL(スローウェアライオン)の直営店TOOLS-INFINITYのスタッフとWEBショップ担当のスタッフと一緒に「Filson / フィルソン」の日本総代理店アウターリミッツの展示会におじゃましてきました。
今回のブログのタイトル”Might as well have best”は日本語に訳すと「どうせ持つなら最上のものを」
1897年にワシントン州シアトルでゴールドラッシュに挑む猛者の為の”アウトドアクロージングメーカー”として設立した「Filson / フィルソン」の創業者 CLINTON C. FILSONの有名な言葉です。
また、「親から子へ、子から孫へと着継がれる優れた品質と耐久性」とFILSONを愛用する人々の間で語られているエピソードもいくつもあるそうです。
この理念、優れた製品に共感したSWL(スローウェアライオン)の直営店TOOLS-INFINITYではFILSONの商品を毎年展開していますので是非店頭で手にとって素晴らしい製品をご覧下さい。店舗に実際に来ていただけないお客様はこちらのWebshopでも販売しています。
創業120年の「FILSON」のようにSWL(スローウェアライオン)も長く愛されるものづくりを目指していきたいと思います。
Tools-infinity Director 久木田善隆